25年5月24日(土)に京都大学の柳瀬陽介教授(専門:英語教育学)をお招きしての教育講演会「ラボはなぜ物語をたいせつに教育をしているのか ~物語から学ぶ,英語,多様な文化,生きる力~」
が、行われました。
・SNSやAIがあふれる現代において、物語は人間がどう生きるべきかを教えてくれる。道徳性や倫理観を育てるうえで不可欠。
・自動翻訳がある中でも、直接英語を学ぶことは、感受力、認識力、表現力、思考力を高め、創造性を育むために重要。
・人間は物語によって育ち、物語として完結する存在。
・単純な物語だけではなく、たくさんの物語を体験していくことが、この世の中全体に対して非常に広く関心をもって生きていく人間、“自分の物語” をもった人間を育てる。
・ラボ教育は、物語を通じて豊かな母語と生きた英語、コミュニケーション能力を育み、異年齢・異文化間の交流を重視している。AI時代において必要な、日本の英語教育の課題を補完し、生身の感性を重視した教育。
・人がよりよく生きるためには、ゆたかな「ことば」「物語」「交流」が不可欠であり、それらを分離させることなく一緒に教育している活動がラボ・パーティ。
こんなことが、講演会では語られました。
今回の講演会は、会員限定でしたが、ほかにも柳瀬先生からいただいた文章は、公式サイトでもご覧いただけます。
ご興味のある方は、ぜひ、ご覧ください。
https://www.labo-party.jp/special/62/https://www.labo-party.jp/research/vol05.php
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