こんにちは、ロイテリです!
まもなく新年度🌸
忙しい日々ですが、しっかり歯みがきをして気持ちよく新年度を迎えましょう~🎵
そこで歯科衛生士の方に教えていただいた
「歯みがき練習」を詳しく解説していきます💡
今回は…乳児編です!
3歳までの口腔内環境は、残り一生分の健康を左右するといわれているほど重要な時期です。
生後3~4カ月になったらお口に歯磨きを入れる前の準備をしましょう。
乳児期は、お口の周りを触られるのが嫌なお子さんも多く、歯が生えてきてから歯ブラシを口に入れると当たり前のように泣かれます。ですから、歯が生える前の時期に、歯磨きに慣れていく段階として、敏感なところの緊張をほぐすための「脱感作」を行います。
おすすめの道具は、キシリトールなどが配合された市販品の歯磨きナップです。
湿らせたガーゼを親御さんの指に巻きつけて行ってもいいですね。
その時、お子さんがガーゼを飲み込まないように指にしっかり巻き付けるようにしてください。
〈脱感作の手順〉
①親御さんは爪を短く切り、手洗い、アルコール消毒をしっかり行う
②「お口に触るよ」「怖くないよ」と声掛けをしながら、実際に口の周りや歯茎を刺激して、親御さんの手は安全だということをお子さんに確かめさせる
歯が生えてきたら、仕上げ磨きを開始します。
この時期は、お子さんにとって歯磨きは嫌なものではなく気持ちいいものだと認識をさせることが重要なので、以下のコツを参考にやってみてください。
〈子どもが嫌がらない仕上げ磨きのコツ〉
①驚かせない
いきなり歯ブラシを入れず、まず歯ブラシや親御さんの指で唇や舌の先を刺激して、「今から歯磨きが始まるよ」というサインを送ります。
②息苦しくしない
親御さんが仕上げ磨きに夢中になってしまうと、お子さんが息をしているかどうか確認しないで進めてしまうことがあります。防止策として、「じゃあ5つ数える間、磨くよ」と数をいいながら磨いたり、歯ブラシをお口から出すごとに「息してみようか」と声掛けをしたりして、息継ぎをさせてください。
③痛くしない
上唇の裏には上唇小帯というひも状のものが歯の近くにくっついているので、そこを硬い歯ブラシで磨いてしまうと、歯磨き嫌いのお子さんが多くなってしまいます。上唇小帯を指で保護した状態で磨くか、上唇小帯を磨いても痛くない歯ブラシを選ぶのがおすすめです。
④親御さんが笑顔を見せる
仕上げ磨きのときに親御さんの気合が入り過ぎていると、顔つきが怖く見える場合があります。できるだけ、にこにこした柔らかいお顔で接していただくと、お子さんたちも安心するはずです。
⑤眠くならない時間帯に行う
眠くなるとどうしてもお子さんは何をやっても嫌がるので、眠くならない時間帯を見つけて行うもの重要なポイントです。
乳幼児期は特に、歯ブラシによるケガにも注意が必要です。
6歳以下の歯磨きに関する事故のうち3歳以下の事故が特に多く、中には喉に刺さって集中治療室に入るような重篤な事故も発生しています。
この時期の歯磨きは、ケガを防ぐためにも親御さんのお膝の上で行うか、ふらふら歩き回ったり、椅子の上に乗ってやったりしないようによく見守って行うようにしてください。
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