こんにちは、ロイテリです!
前回の口内環境が悪化する原因に引き続き、
口内環境が悪化すると私たちの体にはさまざまな悪影響が…。
なんとなく聞いたことがあるけど、所詮「口」でしょ?
なんて思っている方いらっしゃいませんか!?
具体的な口内トラブルや全身への影響についてそれぞれ解説します。
①口内におけるトラブルが増えます。
最も代表的な口内トラブルは、細菌の付着によって発生する炎症性疾患の「歯周病」です。
症状が進行すると歯がグラつき最終的には歯を失う恐れもあります。
また、多くの人を悩ませている口内トラブルに「口臭」が挙げられます。
問題なのは、「病的口臭」です。呼吸器や消化器系の病気によって起こる口臭もありますが、病的口臭の90%以上は、歯周病やむし歯、歯垢、舌苔など口内環境が原因で発生するといわれています。
②口内環境の悪化は、全身の健康へも強い影響を与えます。
特に、歯周病は以下のようにさまざまな全身疾患と関連していることがわかってきました💡
⚠糖尿病
糖尿病により免疫機能が低下すると、歯周病は悪化します。その一方で、歯周病のある糖尿病患者に歯周病の治療を行うと、血糖コントロールの指標となるHbA1cが改善するという結果も出ており、歯周病と糖尿病は相互に影響し合う関係であることが示されています。
⚠心疾患
歯周病を放置していると、狭心症や心筋梗塞など動脈疾患を引き起こす可能性も指摘されています。歯周病原因菌などの刺激により、動脈硬化を誘導する物質が血管内にプラーク(脂肪性沈着物)を作り、血液の通り道を細くさせます。プラークが剥がれて血の塊ができると、血管が詰まる恐れがあります。
⚠誤嚥性肺炎
高齢者や口腔機能に障害を持つ人は睡眠中などに食べ物や唾液が気管に入る「誤嚥」を繰り返すケースが目立ちます。この誤嚥により歯周病菌などの細菌が呼吸器に侵入して、誤嚥性肺炎を引き起こす可能性があります。
⚠早産や低体重児出産
歯周病患者が妊娠している場合、低体重児出産および早産の危険度が高くなることが指摘されています。口の中の歯周病細菌が血中に入り、胎盤を通して胎児に直接影響すると考えられています。
そのほか、慢性腎臓病、呼吸器疾患、骨粗鬆症、がん、関節リウマチなど、さまざまな病気との関連が指摘されており、歯周病は全身の健康に影響を及ぼすと考えられています。
③口内環境の悪化は体の免疫力の低下にもつながりかねません。
私たちの病気の多くは、体に害を与える細菌など微生物の力と免疫力のバランスが崩れたときに発症します。健康状態を保つためには、免疫力が優位になるようにバランスを整える必要があります。
お口とは関係ないと思っていたところまで影響が…
段々怖くなってきましたね💦
是非、これを機に口内環境を今一度見直してみてはいかがでしょうか?
<詳細はこちら>
https://media.ohayo-reuteri.com/column/230320-2/
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