いつもOsaka Metroをご利用いただきまして、ありがとうございます。
大阪市域は、淀川、大和川、神崎川、寝屋川などの大きな河川に囲まれており、平坦な低地が広がっています。そのため大雨や台風等の自然災害が発生した場合、河川の堤防の決壊等による浸水が想定されます。
2月24日、地下鉄長堀鶴見緑地線大阪ビジネスパーク駅では、河川氾濫により水害が発生した時に備え、お客さまの避難誘導や地下への浸水対応を中心とした訓練を行いました。
大阪ビジネスパーク駅は、地下鉄の駅で一番深い駅(地上からホームまで約32m)ですので、お客さまを無事に避難誘導することが大変な駅です。
今回は、第二寝屋川が氾濫し一部の出入口から水が流れ込み、エレベーター、エスカレーターが使用できないという想定で、浸水確認後の情報伝達やお客さまの避難誘導など一連の対応について実施しました。
訓練の中では、浸水発生時の関係各署への連絡、浸水発生後の駅構内のさまざまな箇所の状況確認(エレベーターなど)、車いすご利用者や視覚に障がいをお持ちの方を含めたお客さまの避難誘導を行いました。特に避難誘導にあたっては、一般のお客さまにもお手伝いをお願いするといったことなど、さまざまな行動手順を確認していきました。
お客さまの避難誘導が完了した後には、地下鉄駅構内に水が流れ込むのを防ぐための止水板を格納場所から実際に取り出し、出入口に取り付ける手順の確認も行いました。
このように、Osaka Metro各駅では、万が一、河川氾濫による水害が発生した時でも、お客さまの避難誘導や救護を最優先に行動できるよう、水害対応訓練を定期的に実施しています。
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