Osaka Metro沿線 伝統芸能のご紹介♪
【山本能楽堂 能からみた日本の宗教vol.5『竹生島』】
3/12(日)、山本能楽堂では、能からみた日本の宗教vol.5『竹生島』が開催されます。
「能からみた日本の宗教」は、神さまや仏教に関連するお能を連続して上演するシリーズです。
毎回、上演される能に因んだ神道や仏教にまつわるテーマで、宗教学者 釈徹宗先生と能楽師 山本章弘先生との対談があり、その後、お能を楽しんでいただきます。
今回上演される『竹生島』は、琵琶湖に浮かぶ島、竹生島が舞台。緑豊かなこの島は、古代から神域とされ、川や池、湖などで祀られている弁財天が人々の篤い信仰を集めていました。『竹生島』は、この弁財天の物語です。
「能からみた日本の宗教」では、上演されるお能のあらすじや見所をわかりやすく解説したパンフレットも配布されます。
ぜひ、本公演で新たな能の魅力を発見してください。
◆公演の紹介
山本能楽堂 能からみた日本の宗教vol.5『竹生島』
公演日 2023年3月12日(日)
開演時間 14時開演(開場13時30分)
<プログラム>
◆ 解説 釈徹宗(相愛大学学長)
◆ 能 『竹生島』
◆ アフタートーク 山本章弘(観世流能楽師) × 釈徹宗
<出演>
前シテ(漁翁) 山本章弘
後シテ(龍神) 〃
前ツレ(女) 山本麗晃
後ツレ(弁才天) 〃
ワキ(臣下) 福王茂十郎
ワキツレ(従者) 喜多雅人 中村宜成
アイ(竹生島神社の社人)茂山忠三郎
笛 斉藤敦
小鼓 成田奏
大鼓 谷口正壽
太鼓 中田弘美
後見 梅若猶義 梅若基徳
地謡 吉井基晴 井戸良祐
山田薫 笠田祐樹
<あらすじ>
醍醐天皇に仕える臣下(ワキ)は従者を連れて、都から竹生島詣に向かいます。逢坂の関を越えた志賀の里で、湖畔に一隻の釣り舟を見つけました。舟には漁翁(前シテ)と海士の女(前ツレ)が乗っており、一行は便乗させてもらい竹生島へと渡りました。春の長閑な景色の中を進み竹生島に上陸すると、漁翁は海士の女と共に臣下を弁才天の社殿へと案内しますが、そこで実は自分たちは人間ではないと告白します。女は社殿の中へ入っていき、漁翁は「私はこの湖の主だ」と言って水中へと消えていきました。しばらくすると、社殿が鳴動して天女の姿をした弁才天(後ツレ)が姿を現し、神々しい様子で天女の舞を見せます。また湖面に波が立ったかと思うと、龍神(後シテ)が現れ、宝物を臣下に捧げると、天女も龍神もどちらも弁才天が姿を変えて現れたものだと言って、弁才天は社殿の中へ、龍神は水中の竜宮へと帰っていくのでした。
<観劇料>
一般前売:3,500円 一般当日:4,000円
※全席自由席
※未就学児の入場はご遠慮ください。
お問い合わせ(チケット購入等)
山本能楽堂
TEL. 06-6943-9454
インターネット
http://noh-theater.com/詳細は公式HPをご覧ください。
http://www.noh-theater.com/performance.php◆山本能楽堂へはOsaka Metroのご利用が便利です!
Osaka Metro谷町線・中央線 谷町四丁目駅 徒歩約5分
◆こちらの公演は月額2,980円でイベント行き放題のSonoligo(ソノリゴ)からも予約可能です。※会員登録が必要
https://www.sonoligo.com/events/7487◆Sonoligoについて詳しく知りたい方はこちら
https://www.sonoligo.com/
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