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早朝、地下鉄が車庫から出庫するとき、もし電車に電気を送ることができなくなってしまったら…
そうなってしまったら、電車は動きません。
通常は、遮断器という機器のスイッチを入れることにより電気が送られるのですが、何らかの原因でスイッチを投入しても電気が送ることができなくなった場合には、遮断器の代わりに断路器という機器を手動で操作して電気が流れる状態に持っていくことになります。
2月12日、今里筋線の車庫、鶴見緑地北車庫では、万が一、電車に電気を送ることができなくなった時に備え、この断路器を手動で操作する手順の復習と訓練を実施しました。
今回の訓練では、機器にハンドルを取り付け、このハンドルを手で回し、負荷がかからない状態になるまで、ひたすら続けます。ハンドルの負荷が軽くなると電気が流れた状態になり、機器のランプが緑色から赤色に変わります。そして、ランプが赤色になったことを確認します。
このように、地下鉄の各車庫では、万が一、電気を送ることができなくなった場合でも、素早く別の方法で電気を送って電車を動くことができるよう、毎年定期的に訓練を実施しているのです。
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