Osaka Metro沿線 伝統芸能のご紹介♪
【山本能楽堂 とくい能「田村」】
1/22(日)、山本能楽堂では、とくい能「田村」が上演されます。
「田村」は、「箙」、「八島」と並ぶ、勝修羅三番のひとつです。勝修羅とは、勝ち戦の武将を主人公とする修羅能のこと。「田村」の主役である勝ち戦の武将は、平安時代初期に二度にわたり征夷大将軍として蝦夷討伐に活躍した坂上田村麻呂です。
坂上田村麻呂の霊が、自身にゆかりのある京都の清水寺の謂れ、鈴香山の朝敵を討った戦記について語ります。
山本能楽堂のとくい能は、上演される演目の豆知識資料を配布するなど、初心者でも楽しめる公演です。
今回の公演のナビゲーターは、FM COCOLO765のDJ 加美幸伸さん
さらに、上演後にはアフタートークもあり、会場の皆様のいろいろな質問に直接、能楽師が答えてくれます。
ちょっと難しいと思われている能も、身近に感じられること間違いなし
ぜひ、この機会に能デビューしてみませんか!
◆公演の紹介
山本能楽堂 とくい能「田村」
公演日 2023年1月22日(日)
開演時間 14時開演(開場13時30分)
<出演>
前シテ(童子) 山本章弘
後シテ(坂上田村麿の霊) 〃
ワキ(東国の僧) 福王知登
アイ(清水寺門前の者) 小笠原由祠
笛 貞光智宣
小鼓 古田知英
大鼓 守家由訓
後見 梅若猶義 梅若基徳
地謡 吉井基晴 井戸良祐 山田薫 山本麗晃
<あらすじ>
春は三月半ば、東国の僧(ワキ)は都を一目みようと旅に出ます。桜が咲き誇る清水寺に到着すると、僧の前に花守と思われる童子(前シテ)が現れます。僧は、この寺の由来やあたりの名所について尋ね、二人はしばし何物にも代えがたい春の宵の風情を楽しみました。 童子にただならぬ様子を感じた僧が名を尋ねると、童子は名乗らず自分の帰る方を見ているようにと言って、田村堂の中に入っていきました。そこにやってきた清水門前に住む男(アイ)は、僧から今の出来事を聞くと、それこそ坂上田村麻呂の亡霊だと言って、この場所に逗留して読経することを勧めます。僧が桜の下で読経をしていると、武将の姿をした坂上田村麻呂の亡霊(後シテ)が姿を現し、天皇の命によって鈴鹿の逆賊を討伐に行った際、千手観音が現れ田村麻呂に加勢して矢を放ち、それによって逆賊は滅びてしまったこと、観音の仏力のありがたさを語るのでした。
<観劇料>
一般前売:3,500円 一般当日:4,000円
※未就学児の入場はご遠慮ください。
お問い合わせ(チケット購入等)
山本能楽堂
TEL. 06-6943-9454(10時~17時 土日祝休)
インターネット
http://noh-theater.com/詳細は公式HPをご覧ください。
http://www.noh-theater.com/performance.php◆山本能楽堂へはOsaka Metroのご利用が便利です!
Osaka Metro谷町線・中央線「谷町四丁目」駅 4号出入口から徒歩約5分。
◆こちらの公演は月額2,980円でイベント行き放題のSonoligo(ソノリゴ)からも予約可能です。※会員登録が必要
https://www.sonoligo.com/events/7068◆Sonoligoについて詳しく知りたい方は・・・
https://www.sonoligo.com/
いいね!
8
コメント
0