Osaka Metro沿線 伝統芸能のご紹介♪
【山本能楽堂 能からみた日本の宗教vol.3『海士』】
12/11(日)、山本能楽堂では、能からみた日本の宗教vol.3『海士』が開催されます。
「能からみた日本の宗教」は、神さまや仏教に関連するお能を連続して上演するシリーズです。
毎回、上演される能に因んだ神道や仏教にまつわるテーマで、宗教学者 釈徹宗先生と能楽師 山本章弘先生との対談があり、その後、お能を楽しんでいただきます。
今回上演される『海士』は、奈良時代の貴族 藤原房前(藤原不比等の子で藤原北家の祖、藤原道長の祖先)の母の霊である海人が房前に語る、龍宮から自らの命を投げ打って唐から贈られた宝である珠を取り返す物語。その後、房前は法華経を読誦し供養をすると、母の霊は龍女となって成仏します。
「能からみた日本の宗教」では、上演されるお能のあらすじや見所をわかりやすく解説したパンフレットも配布されます。
ぜひ、本公演で新たな能の魅力を発見してください。
◆公演の紹介 ※公式HPより転載
山本能楽堂 能からみた日本の宗教vol.3『海士』
公演日 2022年12月11日(日)
開演時間 14時開演(開場13時30分)
<プログラム>
◆ 解説 釈徹宗(相愛大学学長)
◆ 能 『海士』
◆ アフタートーク 山本章弘(観世流能楽師) × 釈徹宗
<出演>
前シテ(海人の女) 山本章弘
後シテ(竜女) 〃
子方(藤原房前) 井上華菜
ワキ(従者) 福王知登
アイ(浦の男) 小笠原由祠
笛 野口亮
小鼓 成田奏
大鼓 守家由訓
太鼓 上田慎也
後見 山本博通 梅若猶義 梅若基徳
地謡 杉浦豊彦 井戸良祐 山田薫 山本麗晃
<あらすじ>
藤原房前(子方)は讃岐国(現在の香川県)志度の浦で亡くなったと聞いている母の追善のため、従者(ワキ)をつれて志度の浦に赴きました。志度の浦で一人の海人の女(前シテ)に出会い、昔ここで海中から珠を取り上げたと聞きます。唐から贈られた三つの宝のうちの一つである珠を志度の浦あたりの海で竜宮に取られて沈んでしまったため、藤原淡海公(藤原不比等)が身をやつして志度の浦に下り、その時に海人と契りを結んで子をもうけたとのこと。その子こそが房前である、と言うのです。房前は自分こそがその子であると名乗り、海人は珠を竜宮から取り返した際の様子を語ります。海人は身振りを交え、命がけで珠を取り返した様子を語り、自分こそは房前の母でありその母の幽霊であると明かして、海底に消えていきました。その後、房前が法華経を読誦し供養をすると、海人であった母の霊は竜女(後シテ)の姿となって現れ、法華経の功徳によって成仏していきました。
<観劇料>
一般前売:3,500円 一般当日:4,000円
※未就学児の入場はご遠慮ください。
お問い合わせ(チケット購入等)
山本能楽堂
TEL. 06-6943-9454
インターネット
http://noh-theater.com/詳細は公式HPをご覧ください。
http://www.noh-theater.com/performance.php◆山本能楽堂へはOsaka Metroのご利用が便利です!
Osaka Metro谷町線・中央線 谷町四丁目駅 徒歩約5分。
◆こちらの公演は月額2,980円でイベント行き放題のSonoligo(ソノリゴ)からも予約可能です。※会員登録が必要
https://www.sonoligo.com/events/6812◆Sonoligoについて詳しく知りたい方は・・・
https://www.sonoligo.com/
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