Osaka Metro沿線 伝統芸能のご紹介♪
【山本能楽堂 とくい能「巻絹」】
11/27(日)、山本能楽堂では、とくい能「巻絹」が上演されます。
巻絹とは、巻いた絹の反物のことで、とりわけ質のよい絹は献上品とされていました。
熊野大社で天皇の宣旨により絹を集める勅使と絹を運んでくる都の男、そして音無天神の霊が乗り移った巫女が繰り広げる物語
後半の巫女が踊る神がかりの舞は、本公演のハイライトです。
山本能楽堂のとくい能は、上演される演目の豆知識資料を配布するなど、初心者でも楽しめる公演です。
今回の公演のナビゲーターは、前回のとくい能に引き続きFM COCOLO765のDJ 加美幸伸さん
さらに、上演後にはアフタートークもあり、会場の皆様のいろいろな質問に直接、能楽師が答えてくれます。
ちょっと難しいと思われている能も、身近に感じられること間違いなし
ぜひ、この機会に能デビューしてみませんか!
◆公演の紹介 ※公式HPより転載
山本能楽堂 とくい能「巻絹」
公演日 2022年11月27日(日)
開演時間 14時開演(開場13時30分)
<出演>
シテ(巫女) 山本章弘
ツレ(都の人) 井戸良祐
ワキ(勅使) 福王知登
アイ(勅使の供人) 善竹隆平
笛 斉藤敦
小鼓 成田達志
大鼓 渡部諭
太鼓 井上敬介
後見 梅若猶義 梅若基徳
地謡 吉井基晴 大西礼久 山田薫 山本麗晃
<あらすじ>
時の天皇が、御霊夢によって千疋の巻絹を熊野大社に納めるようにとの宣旨を下しました。勅使(ワキ)は、熊野に参って諸国の絹を集めています。しかし、都から巻絹を運んでくる男(ツレ)は、途中音無の天神に参り、手向けの歌を詠んでから熊野へ来たことから、期日に遅れて到着してしまいました。勅使は遅れた罪を咎めて男を縛ってしまいます。すると、天神の神霊が乗り移った巫女(シテ)が現れ、男が詠んだ歌にこもった男の真っ直ぐな心に感心したので、縄を解くよう勅使に乞い、男は縄を解いてもらいました。
勅使が巫女に、神を元のところへ帰すように頼むと、巫女は祝詞を奏して神楽を舞い始めます。巫女は舞っているうちにだんだんと狂乱状態となり、やがて神霊が離れると正気に戻ったのでした。
<観劇料>
一般前売:3,500円 一般当日:4,000円
※未就学児の入場はご遠慮ください。
お問い合わせ(チケット購入等)
山本能楽堂
TEL. 06-6943-9454(10時~17時 土日祝休)
インターネット
http://noh-theater.com/詳細は公式HPをご覧ください。
http://www.noh-theater.com/performance.php◆山本能楽堂へはOsaka Metroのご利用が便利です!
Osaka Metro谷町線・中央線「谷町四丁目」駅 4号出入口から徒歩約5分。
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