いつもOsaka Metroをご利用いただきまして、ありがとうございます。
最近、ホームにあるベンチの向きですが、今までお客さまには線路に向かって座っていただくように設置されていたベンチが、向きが90度変わって線路と並行して座っていただくようになってきているのにお気づきでしょうか。
実は、これ、お客さまが線路に転落されるケースの中で泥酔したお客さまが、ベンチから急に立ち上がって、まっすぐ電車のドアに向かったつもりが、電車の到着前であることに気づかず線路に転落してしまうケースがあることがわかったために、考えられた安全対策なんです。
Osaka Metroでは、ホーム柵を順次設置しているのですが、やはり設置には時間と費用がかかります。整備されるまでの間、このようにベンチの向きを変更して、線路への転落防止対策をしています。
実際、ベンチの向きを変えることにより、転落事故は減少し、一定の効果がありました。
現在、90度向きを変更したベンチは、ホーム柵が設置されていない駅を中心に約55駅で設置されています。
Osaka Metroでは、このようにさまざまな形で駅の安全対策を進めています。
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