いつもOsaka Metroをご利用いただきまして、ありがとうございます。
大阪市域は、淀川、大和川、神崎川、寝屋川などの大きな河川と海に囲まれており、平坦な低地が広がっています。
そのため大雨や台風等の自然災害が発生した場合、河川の堤防の決壊や津波等による浸水が想定されます。
Osaka Metroでは、これらの浸水が想定されるトンネルには巨大な鉄の扉を設置しており、
万が一、水が流れ込んできそうになった場合、この扉を閉めて浸水が広がらないようにしています。
浸水が想定されるトンネルの一つ、長堀鶴見緑地線ドーム前千代崎駅・大正駅間には巨大な鉄の扉が上り線、下り線それぞれに2つずつ設置されており、
5月26日深夜、トンネル内の扉の開閉手順の確認を行いました。
地下鉄営業時間中はトンネル内で確認作業等ができませんので、鉄の扉が設置されている駅では、終電後に訓練を実施しています。
この日は、まず電車に電気を送る架線がトンネル内の扉を閉めるのに支障するため、架線を一部動かす作業を行います。
次にトンネル内の扉の開閉手順を確認するとともに、
巨大な鉄の扉がきちんと動作するのかを確認します。
この作業を2駅の上り線、下り線で計4回実施しました。
このように、鉄の扉が設置されている駅では毎年梅雨入り前の時期に、
万が一、トンネル内に水が流れ込みそうになった時に備えて、これらの扉の開閉手順の確認訓練を実施しています。
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